COLUMN
畑間 晶太
Shota Hatama
【チャイナトリップ】上海2018年レポート。
Chinatrip@ShangHai
ひとこと、今の上海はスゴイ!
上海到着後、すぐに目の当たりにする上海のデジタル化。日常にとてもしっかり定着しているのがわかります。とくに、モバイルペイメントにおいては、ありとあらゆる所に浸透しており、財布いらずの状況になっていました。キャッシュを持っている(わざわざ換金したのに、、)こちらがなぜか不安になってしまう。それくらいの雰囲気が漂っていました。
数字で見る今の中国
国内産業の育成が生んだ巨大デジタルサービス
O2OからOMOへ
ビービットさんが、OMO先進企業のBitAuto社(テンセントやバイドゥーが出資をする大手自動車情報サービス)にお話をきいたところ、「O2Oという概念はもう古い。オンラインがオフラインを侵食しマージするOMOが今起きていることであり、分ける意味はない。これからのパワーゲームにおいて、高頻度、少額取引でタッチポイントを多く確保し、そのデータによってプロダクトとUXの改善スピードを速めるれるかどうかが鍵である。」そんなお話があったそうですが、まちがいなく、このOMOビジネスモデルが、いまの中国の経済成長の理由の一つになっているにちがいありません。
ウォークイン型EC倉庫 盒馬鮮生(フーマー)
まとめ
今回のチャイナトリップは、とにかく学びが多く、刺激が多く、素晴らしい体験をすることができました。この手のニュースを耳にするだけだと自分ごと化はなかなかできませんが、目の前にすると色々考えることが多くあります。現地にいっていないと、「中国の話でしょ。環境が異なるから、日本ではない話だよ。」なんて思う自分もいたかと思います。ただ、こういう世の中をみて、自分の環境を見直し、日本を見つめ直し、それらについて思考量を増やす。そして、誰かと共有し議論する。それが大切な気がしております。本当に行くことができてよかった。最後に、急遽チャイナトリッププログラムに参加させて頂いたにも関わらず、暖かく迎えいれてくれたビービットの中島さんと藤井さんには深謝です。ありがとうございました。
beBit(ビービット)(http://www.bebit.co.jp/)